3月の新刊・新入荷品

今回のご紹介は オルガン・ピッコロ・フルート・トロンボーン・バスクラリネット・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・弦楽四重奏・歌曲・フルスコアです♪

ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシア 歌曲選集 第1巻

Breitkopf

1821年生まれ、1910年に没したフランスの声楽家・作曲家。19世紀を代表するベルカント歌手の一人で、主にオペラで活躍し、晩年はパリ音楽院で教鞭をとりました。

ロシアの文豪・ツルゲーネフが生涯崇拝し、代表作「初恋」の主人公が恋する女性ジナイーダのモデルとした女性、友人のジョルジュ・サンドが小説「歌姫コンスエロ」のモデルにした女性、私たちもよく知る同時代の有名作曲家たちからも、その美声と才能を認められていたという、素晴らしい魅力を持つ女性だったようです。

そんな才女が、自身のため、また教え子のために作曲した歌曲がこの度、ブライトコプフ社から初版されました。

この第1巻にはプーシキン、フェス、ツルゲーネフの詩によるロシア語の歌曲と、トスカーナの民謡に基づくティグリの詩によるイタリア語の歌曲が収録されています。すべての曲に初版のために特別に作成されたドイツ語訳歌詞つき。

01.Das Blümlein (Puschkin)
02.Auf Grusiens Hügeln (Puschkin)
03.Ruhige, heilige Nacht (Fet)
04.Mitternächtige Bilder (Fet)
05.Flüstern, atemscheues Lauschen (Fet)
06.Die Beschwörung (Puschkin)
07.Die Meise (Turgenjew)
08.Zwei Rosen (Fet)
09.Des Nachts (Puschkin)

10.Der Gefangene (Puschkin)
11.Das Vöglein (Puschkin)
12.Die Sterne (Fet | 4′)
13.Florentinisches Ständchen (Tigri)
14.Die Verlassene (Tigri)
15.Die Dorfsängerin (Tigri)
16.Die Unglückliche (Tigri)
17.Doppel-Liebe (Tigri)