7月・8月の新刊
7~8月中に出版社より届きましたニュースレターから新刊入荷品をピックアップしてご紹介♪
今回の掲載品:
オルガン、ヴィオラ、チェロ、フルート
フェルナンデ・デクリュック(サックス)
ベーレンライター版(スコア、コントラバス、ヴァイオリン)
ブライトコプフ版(声楽、スコア)
ヴィオラのサウンドをよりよく表現できるようにと G-durに再編曲。
編曲はArmida Quartettメンバーで あり、 2020/21シーズンのエルプフィル第1ヴィオラ奏者となった Teresa Schamm。
音を作り出すことや呼吸に関係する筋肉を温めることは最も重要ですが、表現力を「温める」ことも同様に必要。
この教本は優雅さ、色、叙情性を磨けるよう巧みに作られた短い曲で構成されています。
Markus Möllenbeck 校訂による原典版
<関連楽譜>
・フルスコア
・パート譜(Solo-2-2-1-2 Bassi)
Harald Feller はオルガン奏者・ミュンヘン大学教授。グレゴリオ聖歌「Salve regina」「Puer natus est」「Dies Irae」のメロディーによるソロ曲。レーゲンスブルク カトリック教会音楽・音楽教育大学シリーズ。
オルガンのためのトリオBWV586、 オルガンのためのアリアBWV587、カンタータBWV215、 オーボエ・ヴァイオリン・通奏低音のためのカノンソナタBWV1040より、アルト・アルト・バスリコーダーの3重奏に編曲。
チェリスト Daniele Bogniによる 編曲
ベートーヴェンの代表曲を本格的な編曲でオルガンソロに。オルガニスト Johann Simon Kreuzpointner による編曲。
Fernande DECRUCK(デクリュック)
オルガニスト、作曲家。8歳でトゥールーズ音楽院、22歳でパリ音楽院へ一発合格で入学、数々の賞を受賞。その後ジャン・ギャロンから彼の和声法のクラスのアシスタントに抜擢され、彼女の生徒のうち7人もローマ賞を受賞するなど、指導者としても才能を発揮した。またデュプレに見いだされオルガニストとしても活躍した。もともとコントラバス奏者だった夫のモーリスがサックス奏者として活動を始めたのをきっかけにサックスの曲を書き始め、フランソワ・コンベルやマルセル・ミュールらと親交があったこともあり40曲以上ものサックスの曲を作った。ミュールに献呈された「アルトサックスまたはヴィオラのためのソナタ嬰ハ短調」はとくに有名。
Bärenreiter Verlag (ベーレンライター)
これまではハードカバーの全集版でしか購入できなかったクリスマス・オラトリオのフルスコアが、紙装版で登場。お値段もリーズナブルです。
チェコのコントラバス奏者 ヘルテルの作品。旧国営出版社スプラフォン者が 1969年に出版した楽譜を元にハンブルクフィルのコントラバス奏者、Stefan Schaferが校訂。
ベーレンライター原典版でベートーヴェンのヴァイオリンソナタ集が刊行されました。新発見の資料からこれまで見過ごされどの版にも載っていない音楽記号なども採用、校訂報告で理由を明らかにしています。
Breitkopf & Härtel (ブライトコプフ)
ソプラノ、バス、バリトンに続いてメゾソプラノが刊行。2巻は2021年の予定とか。
人気の名曲を小編成で。オリジナルの原典版に忠実に、オーケストラ部分をピアノ2台とティンパニに編曲。ピアニストとティンパニ奏者はこの譜面を、ソリストや合唱は従来のヴォーカルスコアを利用できます。
ヘンレ社ブラームス新全集に基づく原典版。