2月&3月の新刊

2月に届きました出版社ニュースレターより新刊をご紹介♪

鍵盤

スクリャービン
ピアノソナタ 第3巻(6~8番)
(原典版・ピアノソロ)

第3巻が刊行されたことでようやく全曲出揃いました。

 

第1巻(1~3番)
第2巻(4,5番)
第4巻(9,10番)

リスト
1880~1885年作のピアノ小品集
(原典版・ピアノソロ)

リスト最晩年の作品集(リストは1886年没)。いずれも技巧的に難しくなく、レッスンの教材にも適しています。

祝祭礼拝用ロマン派オルガン音楽
(オルガンソロ)

19世紀作曲家の作品から、比較的簡単で長すぎず短すぎない、祝祭礼拝の前奏・後奏に適した楽曲を集めたアルバム。

  

 

ファリャ
ドビュッシーへのオマージュ 原典版
(ギターソロ)

ファリャが古い友人であるドビュッシーを想い作った作品。近年再発見された自筆譜を基にした新しい原典版。

ラフ
6つの小品 Op. 85
(ヴァイオリンとピアノ)

ヴァイオリニスト Ludwig Straus のために作ったとされる作品。
もっとも有名な「カヴァティナ」を含むこの6作品は、難易度が様々でレッスンにも適しています。ラフ本人の監修で出版された初版を基にした原典版。

シヴォリ
12のエチュードカプリス
(ヴァイオリンソロ)

シヴォリは2歳からヴァイオリンを始めて神童と呼ばれ、のちにパガニーニの生涯唯一の弟子となりました。この12のエチュードカプリスは高度な技を必要とします。すでに絶版となっているLeducの初版を基にした批判校訂版。

グリーグ
ヴァイオリンソナタ op.8
(ヴァイオリンとピアノ/原典版)

グリーグの最初のヴァイオリンソナタはノルウェー民謡の調べを用い、若々しい新鮮さが魅力的な作品です。後期のソナタよりも要求が大幅に少ないため、レッスンにも最適。ノルウェーの権威あるグリーグ賞を受賞した世界的ヴァイオリニスト、Henning Kraggerudが運指を担当しました。

  

 

フランク
ヴァイオリン・ソナタ フルート編曲版
(原典版・フルートとピアノ)

初版の出版社、フランスのHamelle社では1910年ごろ、フランク承認のもとFranz Lindenの編曲でチェロやフルートへの編曲版も出版していました。先ごろその、フルート編曲版のコピーが発見され、今回それを基に刊行されました。

ケルティック・フルート・デュエッツ
(フルート2本)

収録された17曲のデュエットは、若いフルート奏者にリール、ジグ、ホーンパイプ、またはポルカの人気のあるメロディーとリズムを紹介し、授業やコンサートで使用できるアレンジになっています。中級者向け。

  

 

アンサンブル

ゲール&ブリティッシュメロディーズ
(フルートとギター)

ゲールとブリティッシュの伝統曲にインスピレーションを受けた作品が10曲。上級者向け。

ケルティックデュエット
(フルートとアコーディオン)

アイルランド出身のアコーディオンスペシャリスト、マーティン・トゥーリッシュによる編曲集。中級者向け。

ミニ・ヘリオス
(フルートと弦楽三重奏)

フランスのフルートカルテット”アンサンブル・ヘリオス”によるレパートリー集。

  • Sophie DUFEUTRELLE – Ritournelle
  • Sophie LACAZE – Histoire courte 1 , Histoire courte 2
  • Stéphane BORTOLI – Flux continu
  • Richard PHILLIPS – La chevauchée , Le lac , Primevères , Bel canto
  • Éric LEDEUIL – Trois miniatures nocturnes , Une nuit d’été , Dans la forêt noire  , La maison des fantômes  ,
  • Jean-Yves MALMASSON – Micropolka , Cantilène
  • Christel RAYNEAU – Hugo et nous , La barricade , Tituti , Après la bataille
  • Graciane FINZI – Passe le temps …

  

 

声楽

R.シュトラウス
3つの若き日の歌
(混声8部アカペラ)

「最後の花びらからの8つの歌 Op. 10」から、3番「夜」、7番「イヌサフラン」、8番「万霊節」の3曲を混声8部アカペラに編曲。

R.シュトラウス
2つの歌
(混声6部アカペラ)

「ブレンターノの詩による6つの歌曲 op.68」から1番「夜に」、2番「花束を編みたかった」の2曲を混声6部アカペラに編曲。

  

 

スコア

マルティヌー 野外ミサ H279
(原典版・スタディスコア)

1939年、パリで活動していたマルティヌーが第二次世界大戦の勃発に際し、祖国チェコの兵士のために野外で演奏できるよう作曲したミサ。
(指揮者用スコア・オーケストラパート譜はレンタルのみ)