2月&3月の新刊
2月に届きました出版社ニュースレターより新刊をご紹介♪
鍵盤
リスト最晩年の作品集(リストは1886年没)。いずれも技巧的に難しくなく、レッスンの教材にも適しています。
19世紀作曲家の作品から、比較的簡単で長すぎず短すぎない、祝祭礼拝の前奏・後奏に適した楽曲を集めたアルバム。
弦
ファリャが古い友人であるドビュッシーを想い作った作品。近年再発見された自筆譜を基にした新しい原典版。
ヴァイオリニスト Ludwig Straus のために作ったとされる作品。
もっとも有名な「カヴァティナ」を含むこの6作品は、難易度が様々でレッスンにも適しています。ラフ本人の監修で出版された初版を基にした原典版。
シヴォリは2歳からヴァイオリンを始めて神童と呼ばれ、のちにパガニーニの生涯唯一の弟子となりました。この12のエチュードカプリスは高度な技を必要とします。すでに絶版となっているLeducの初版を基にした批判校訂版。
グリーグの最初のヴァイオリンソナタはノルウェー民謡の調べを用い、若々しい新鮮さが魅力的な作品です。後期のソナタよりも要求が大幅に少ないため、レッスンにも最適。ノルウェーの権威あるグリーグ賞を受賞した世界的ヴァイオリニスト、Henning Kraggerudが運指を担当しました。
管
初版の出版社、フランスのHamelle社では1910年ごろ、フランク承認のもとFranz Lindenの編曲でチェロやフルートへの編曲版も出版していました。先ごろその、フルート編曲版のコピーが発見され、今回それを基に刊行されました。
収録された17曲のデュエットは、若いフルート奏者にリール、ジグ、ホーンパイプ、またはポルカの人気のあるメロディーとリズムを紹介し、授業やコンサートで使用できるアレンジになっています。中級者向け。
アンサンブル
ゲールとブリティッシュの伝統曲にインスピレーションを受けた作品が10曲。上級者向け。
アイルランド出身のアコーディオンスペシャリスト、マーティン・トゥーリッシュによる編曲集。中級者向け。
フランスのフルートカルテット”アンサンブル・ヘリオス”によるレパートリー集。
- Sophie DUFEUTRELLE – Ritournelle
- Sophie LACAZE – Histoire courte 1 , Histoire courte 2
- Stéphane BORTOLI – Flux continu
- Richard PHILLIPS – La chevauchée , Le lac , Primevères , Bel canto
- Éric LEDEUIL – Trois miniatures nocturnes , Une nuit d’été , Dans la forêt noire , La maison des fantômes ,
- Jean-Yves MALMASSON – Micropolka , Cantilène
- Christel RAYNEAU – Hugo et nous , La barricade , Tituti , Après la bataille
- Graciane FINZI – Passe le temps …
声楽
「最後の花びらからの8つの歌 Op. 10」から、3番「夜」、7番「イヌサフラン」、8番「万霊節」の3曲を混声8部アカペラに編曲。
「ブレンターノの詩による6つの歌曲 op.68」から1番「夜に」、2番「花束を編みたかった」の2曲を混声6部アカペラに編曲。
スコア
1939年、パリで活動していたマルティヌーが第二次世界大戦の勃発に際し、祖国チェコの兵士のために野外で演奏できるよう作曲したミサ。
(指揮者用スコア・オーケストラパート譜はレンタルのみ)