ヘンレ原典版のバルトークピアノ作品
Bela Bartok Urtext editions from HENLE
現在ヘンレ社はバルトークの母国ハンガリーの出版社ムジカ・ブダペスト社と共同で、ブダペストにあるバルトーク・アーカイヴを始め世界中の文献や記録をもとに、バルトーク全集の出版を始めました
*2018年5月現在、刊行されているのは以下2点(ご注文頂けます)
・Band 24 管弦楽のための協奏曲(スコア)
・Band 37 子どものために (初期稿&改訂稿)
*2018年5月現在、以下4点が出版準備中
・Band 9 合唱作品
・Band 29 弦楽四重奏作品
・Band 30 弦楽四重奏作品、校訂報告書
・Band 38 ピアノ作品 1914-1920年
そして同時に、学習者向けの紙装版楽譜を精力的に出版しています
特にヘンレ社が強くおススメしている特徴は3点。
1.学習者に推奨する運指以外に、バルトーク自身がつけた運指番号をイタリック体で掲載(イタリック体=やや傾斜した文字)
2.数多くレコーディングされているバルトーク自身の演奏から、彼が日常的に意図して演奏していた速度やアレンジ(*即興的なものではなく)なども掲載(グレーの表記、欄外など)
3. バルトークが作品中で引用した民謡の原曲のメロディとオリジナルの言語(ハンガリー語やルーマニア語、スラヴ語など)+英語訳の歌詞を掲載
すでに他社版で楽譜をお持ちの方にも、資料的価値のあるヘンレ原典版はさらなる理解を深めるためにおすすめです。
** 新刊 **
** 予定 **
- 3つのハンガリー民謡の調べ
** 既刊 **