ため息ものの切なさです

エルガー「ため息 作品70」

Elgar : Sospiri op.70 -Adagio d-Moll
(※原曲は弦楽オーケストラ、ハープ、オルガン)

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当初は「 Salut d’Amour(愛のあいさつ)」と対になる曲として「Soupir d’Amour(愛のため息)」と名付け、軽い作品にするつもりだったようです。でも自分が思っていたよりも内容の濃い作品になったので、「ため息」という名にして独立した一作品にしたとか。
それもそのはず、この曲を作っていたのは1914年の第一次世界大戦勃発直前で、ヨーロッパ各地で紛争が勃発していました。次々と飛び込んでくる悲しいニュースにエルガーも胸を痛め、感傷的にならざるを得なかったのでしょう。